20年ほど前やっと凡愚の方向が見
えてきた時期、店がザワザワとし
スタッフまでウロウロとし、何事
かと店内を見るとアントニオ猪木
さんと奥さんが入口の丸テーブル
に座ってオーラを放っていた。
当時も今もプライベートで来る
有名な人には私達が静かにゆつくり
食べてもらう配慮をしてました
ほぼ満席の常連さんは落ち着かず
キョロキョロとしていたが、一人
のおじさんが意を決してツカツカと
前に“失礼します私大フアンです“
と手を出した、快く握手をして
サインしましょか?と言われ
怒涛の如く店内に列ができました
背中を出す人やナプキンを広げる人
ハンカチ、ジャンパー、皆有頂天
私は羨ましいけど我慢してました
店の女の子が“オーナーが挨拶に行
かんとアカンで!“と言われ
そらそうやといそいそと挨拶に
ありがとうございますあ客さんも
喜んでいます、私もエプロンに
闘魂
と書いてもらい、和紙と墨汁があり
ますか?と言われ慌てて用意した
自前の筆は有り店のテーブルの上
で慣れた手つきで見事に書いてくれ
、
優しい人でした
奥さんが凡愚に来たかったらしいです
懐かしい思い出です
ありがとうアントニオ猪木さん
はい、元気を出してもう少し頑張る
ダアー
、